住宅ローンの元金均等返済
元金均等返済とは
元金均等返済とは、
毎回の返済元金が一定で、 利息分が返済ごとに減少していく返済方法です。
ローンを組んだばかりの当初は、返済金額が 利息分が大きいだけ多くなりますが、
返済回数が増えるにつれ、借入金残高の利息分が減少していき、 返済が楽になっていきます(収入・支出が見込みどおりならですが)。
元利均等返済のメリット
元金が確実に減っていく
・元金の返済が一定なので、元金の残高が減るにつれて 金利の額が確実に減少していきます。
・返済回数が増すにつれて、返済額が年々減少していくので、
生活自体にゆとりや見通しが立てやすくなるでしょう。
総返済額の圧縮につながりやすい
元利均等返済に比べ, 期間などの条件が同じなら、総返済額が少なくなります。
元利均等返済のメリット
当初の返済額が大きい
総返済額は減るのですが、支払い当初は返済額が大きくなるので、 支払い当初でも返していける範囲での設計が必要になります。
こんな家庭の住宅ローンに向いているかも
・当初支払が大きく、だんだん減っていくとなれば、「当初は世帯収入が大きく、今後減っていく家庭」 例:「当初収入:夫+妻+両親」→「両親定年」→ 「収入:夫+妻」→「子供出産の為、妻仕事時間を減らす」→「収入:夫」 となるような家庭
には向いているかもしれません。
繰上げ返済で早めの完済も狙える
収入見込みが一定で、ローン返済が、最終段落になってきたら、 その分、資金を貯めておいて、繰り上げ返済などで、
早めにローン完済を目指すのも1つです。
その場合は、生活が困窮(かつかつ)にならないように 注意しましょう。