住宅ローンの親子リレー返済



親子リレー返済とは



住宅ローンの返済方法に、親子で返済する方法があります。
親子リレー返済とは、 親子2世代にわたり高額な住宅や土地を収得し、共同で住宅ローンの返済を行うことです。

親が借入れ人で子が連帯債務者となるので、 ローンは、同時に返済する義務が発生してきます。
返済額の割合は、話し合いで決定されるのが一般的ですが、 双方の取り決めがなかったり申し出がなかったら、平等の割合になってきます。

1つのローン(物件)に対し、
返済が2ヶ所からあることになるので、融資額が増えます。

親子リレー返済の中に、 住宅金融支援機構で『超長期親子リレー返済』というのもあります。

『超長期親子リレー返済』とは、
最長50年の返済期間を設けることが出来る返済方法です。

下記に、表記する親子リレーよりも、条件が細かいです。

親子リレー返済の適用条件

■・2世帯住宅であること。
■・区分所有ではないこと。
■・1以上の浴室、2以上のトイレ・台所、4以上の居住部屋があること。
■・木造住宅の時、高耐久性の基準を満たしていること。
■・住居の床面積が125u以上で、敷地面積が200u以上であること。
■・債務者に定期的な収入があり70歳未満であること。
■・申し込み本人と同居すること(予定も可能)
■・申し込み本人の世帯と別の世帯であること。
■・後継者は連帯債務者にであること。


一般の親子リレー返済にも細かい条件が伴いますので、 しっかり確認しておきましょう。

親子リレー返済のメリット


収入合算できる

・ローン申込人の収入が融資時必要金額に満たない場合、   同居(将来同居)する予定の後継者の収入を合算出来る。
返済年齢を柔軟にできる

・単独での申し込みだと、申込人の申し込み時年齢が高い時、 返済期間が短く、なってしまい借り入れ金額などで不利になりますが。
後継者の年齢の置き換えて年齢の最長期間に対しての
返済期間を決定することが出来る。
住宅の共有ができる

・申込人と後継者がローン住宅を共有することが可能です。

単純な共有だけだと、贈与とみなされれば、
贈与税の対象になってしまいます。
住宅ローン控除をうけられる

・住宅ローン控除を連帯債務者(後継者)も受けることが出来る。

親子リレー返済のデメリット


共有部分の割合に、注意

・共有部分が申込人の方が半分もしくは半分以上でなければならない。
・また、共有部分が多すぎると贈与税の対象になってくる。
他の融資との併用ができない

・連帯債務者は住宅金融公庫・財形住宅ローンなどの公庫には融資を受けられない。

よく話し合いを!


金額・期間ともに大きくなるので

・協力し合って大きな返済をすることなので、十分な相談が必要です。
所有権や返済負担率など

所有権などの決定が難しいので返済負担額を決めておき、書面上に記録を残す。
生命保険に注意

団体信用生命保険は、脱退年齢が80歳なので切れないように計画しておく。



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