住宅ローン関連の保険
住宅ローンと関連する保険
住宅ローンを組む際には、
必ずくっついてくるのが「保険はどうするのか」
という問題です。
住宅ローン関連保険は主に次の種類があります。
団体信用生命保険
団体信用生命保険は、「団信(だんしん)」ともよばれ、
ローンを組む際に、もっとも身近になる保険の1つです。
住宅ローンを利用する人が加入する保険です。
特徴は、住宅ローン返済期間中に、
死亡・高度障害になったら、住宅ローン機関へ引き受けの生命保険会社団信より支払われ、被保険者や家族は債務が免除される仕組み。
ほとんどの民間金融機関ローンでは、「団信=強制」ですが、
フラット35のように任意のローンもあります。
最近、
「重たい病気で、死亡・高度障害ではないが、働けない(収入がない)状態」
に陥った場合などのために
「3大疾病特約団信」や「7大生活習慣病特約つき」なども出てきています。
(*適用条件は結構細かいので、成人病になったから=ローン返済不要に直結しない
場合もあり、保険料も高くなる(ローンに上乗せ金利の金融機関もあり)ので
特約をつけるかは、慎重に検討しましょう。
火災保険
火災保険に関しては、住宅ローンを利用する際は金融機関を問わず加入する義務があります。
・住宅金融支援機構:特約火災保険・選択対象火災保険(一般の火災保険は不可)
・民間ローン:一般の火災保険もしくは住宅ローン専用保険(住宅総合保険)
地震保険
地震保険は任意ですが、近年の地震災害(阪神・淡路大震災や新潟中越地震など)で注目され「加入率は年々上がっています」
・住宅金融支援機構 … 特約火災保険の中に併用されている(希望拒否しなければ同時契約)
・民間ローン … 一般の地震保険
地震保険は、民間経由で国が一括して提供している保険なので、
保険会社間による保険料の差はなく、地域・家の構造(耐震かどうか等)で
保険料にランクがついています。
また、地震保険は、火災保険金額の半分までしかつけられないという
側面もあります。
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